自動車ファンと 今後の環境対策ガソリンについて
 
〜わたしたちはE10で走りつづけることができるのか〜

(平成15年1月22日第一報)
(平成15年2月8日第二報)
(平成18年12月5日第三報)

とある朝 なにげなく眺めた新聞には いつものように
犯罪やゴシップ 政治関係や芸能関係の記事があふれていた。
ふと見ると 何気ない記事で 自動車のガソリンに10パーセントの
植物アルコールを混合して わが国の二酸化炭素の排出量を
削減しようという意図の記事があった。

あまりにも何気ない記事だったので そのまま
「ふ〜ん」
と 読み飛ばすところだったが 日常の生活を
好きな単車やクルマと過ごすものとして 本当に大丈夫なのだろうかと
心配になり 自分と同じようなファンの方にも記事を
改めて読んでみてもらおうと思い 掲載してみたいと思う

 

車のガソリン、アルコール混合に転換へ 環境省方針

 地球温暖化をもたらす温室効果ガスの削減目標を達成するため、環境省の「中核的温暖化対策技術検討会」(座長・永田勝也早大教授)は、自動車用レギュラーガソリンに生物資源を原料とするアルコールを混ぜていく方針を固めた。最終的には混入率を10%とし、レギュラーガソリンを全廃する構想だ。欧米で具体化している方策を取り入れたもので、転換に必要な技術は既に確立している。検討会には自動車業界代表も参加しているが、業界内や政府部内の調整も残されている。環境省としては03年から対応車の普及などを進め、早ければ08年から転換を開始したいとしている。

 温暖化防止のための京都議定書は、日本が08年から12年までに二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスの排出量を、90年と比べ6%削減することを義務づけた。政府はこれまで、産業界や国民の自発的な取り組みを働きかけてきた。しかし、00年度の排出量が90年比約8%増となるなど、このままでは達成がむつかしい。

 有識者、自治体関係者、日本自動車工業会の代表らが参加する同検討会は「善意に頼る手法では限界がある」と判断。国内の温室効果ガス排出量の約2割を占める自動車で、サトウキビの搾りかすや木くずなど生物資源から作ったバイオエタノール(アルコールの一種)を10%混ぜた混合ガソリン(E10)への転換を図ることにした。国内のガソリンの使用量の約8割を占めるレギュラーガソリンをE10へ切り替えると、温室効果ガスを90年比で1%削減できるという。

 経済産業省も混入率が1〜5%程度の低濃度混合ガソリンの普及をめざす制度化に取り組み始めている。環境省の構想では、03年度に低濃度混合ガソリンが既存のガソリン車で使用できるかどうかの安全性試験を実施する。その後、一部地域のガソリンスタンドで低濃度混合ガソリンの販売を始める。また、03年に発売する新車をE10対応車にするよう自動車会社に働きかける。非対応の既存車のために、ハイオクガソリンを残すが、ほぼ対応車になった時点でハイオクもE10への転換を始める。

 非対応車がE10を使うためには、窒素酸化物を除去する触媒の制御装置の交換が必要になる。ガソリンスタンドは混入装置などの新設が必要になる。環境省は制御装置の交換費用やスタンドの施設整備費用を補助する方針だ。海外からエタノールを輸入して精製するE10の価格は、現時点ではレギュラーガソリンより約3割高い。関税引き下げや精製技術の改良で、同程度まで下げる。

 アルコール混合ガソリンは、欧米で次世代燃料として普及が進んでいる。米ではトウモロコシを原料とするE10のシェアが12%を占める。日本を含め、すべてのメーカーがE10対応車を販売している。欧州連合(EU)は、ガソリンに一定比率の混合の義務づけを検討している。

     ◇     ◇

 バイオエタノール サトウキビなどの植物から作ったアルコールの一種。燃焼で発生するCO2は、原料の植物が大気から吸収したもので、石油などと違い、総体として大気中のCO2を増加させないと考えられ、温室効果ガス排出量に算入されない。オクタン価を向上させる効果もある。

 ただ、エネルギー効率が低いほか、20%を超える高濃度で混入すると、部品が腐食しやすいと指摘されている。呼吸器疾患の原因とされる窒素酸化物(NOx)の排出量がレギュラーガソリンに比べやや多いとの研究もある。環境省は今年度中に環境への影響を調べる。国内では生物資源を原料としていないアルコールを50%程度混入した燃料が販売されており、発火事故も起きている。

 また、アルコール混入率はこれまで規制がなかったが、経済産業省は03年通常国会に濃度規制を定める揮発油等品質確保法改正案を提出する予定だ。 (09:24)

…以上が その日の新聞に書かれていた全文である。
デマを煽って 世の中を混乱させようなどとは毛頭思わない。 
しかしこのE10とやらのガソリンが
街中のガソリンスタンドのレギュラーガソリンと置き換わり
そして ハイオクガソリンにも全て置換された場合
わたし達が日常使用しているオートバイや
自動車 とりわけ旧車と言われる いまさら対策しようのない
ガソリンエンジン車が 果たして従来どおりに走ることができるのか?
また 走ることができない場合 従来のガソリンは
供給されつづけるのか はたまた疑問である。
まだまだ分からない事も多く 全ては未知のことかもしれないが
気がつけば レギュラーガソリンは全て排斥され
選択から除外せざるを得なくなり
車検はおろか 燃料問題で走行できない日が目の前に来る事が
判明した時に 如何にして走りつづけるのか
まずは 各ファンがそれについて事前に調べて検討し
そして 対策して選んでいかなければならないと思う。

「来週から 国民全員に背番号をつけます。
え?何年か前にやるって 決まった事をアナウンスしたはずですよ。
いまさらダメって言われても困りますよう」

…という事件が少し前にあった。 
わたしは別に国民総背番号制に反対とかではないが
ああ 記事に書いてあるけども 本当にやるんかなあ〜と
記事を見送ったのは確かである。

今回はまずは 各方面のガソリンエンジンファンの方々は
この機会に上の記事を読んで まずは認識を高めておいて頂きたい。

また情報は 第2報 3報とアップしていく予定である。

大阪マッハクラブ ジロー




アルコール添加ガソリンに関するキーワード集

(平成15年2月8日 第2報)

第一報を立ち上げて数週間経過したところで
いろいろな情報が寄せられた。
「風の噂」の類が多い中で 何かの役に立ちそうな情報をキーワードとして
箇条書きしてみることにした。
キーワードは あくまでも噂を集めたもので 常に正しいとは限らないが
関連する事象としての参考になればと思う。


1 E10は すでに米カリフォルニア州では通常のガソリンスタンドで使われている。
2 オーストラリアでは 一部のスタンドで採用されている。旧車ファンは バルブシートへの影響を危惧して なるべく無鉛ハイオクを選択している。
3 E10を今までのガソリンエンジンに入れて走行すると 印象として出足が悪い感じがある。 ガソリン添加剤を加えて走行するヒトもいる。
4 旧車に関しては 2ストロークよりも4ストローク車のバルブシートに悪影響を及ぼす可能性が高い。
5 ガソリンタンク内の錆びや キャブレターパーツ ゴムパーツへの悪影響が心配である。
6…


写真は本文とは一切関係ありません


エタノール含有ガソリンに関して 現在すでにエタノールを含有させた商品が
日本国内で販売されており 車両に及ぼす影響を論ずるにあたり
これをユーザー側からのテストケースとして見る傾向にある。
この商品は エコロジーの面と 税金対策としてレギュラーガソリンの範疇から外れること
から注目され すでに関東を中心に利用されているらしい。
この商品に関してのキーワードも 参考のために箇条書きにしておく…。



ガス欠にてガソリンを補給している図…
写真は本文と一切関係ありません
1 エタノール含有ガソリンは ガソリン税制に対抗し 販売された画期的な商品であり まずは税制上通常のレギュラーガソリンよりも安価である。
2 その企業HPによると 特定メーカーの高出力ICターボ(水平対抗)車のM/T車 燃料タンク内特殊残量計使用のデジタルメーター車 H社の一部のエンジン車 2サイクルエンジン使用の車 改造車 オートバイ 自動車以外の機械などには使用不可であるとのこと。
3 実際に使用した場合 自動車ではアイドリングが多少低くなるらしい。
4 エンジンのアルミ部品の腐食や燃焼異常等のトラブルがあるらしい。
5…

  

平成15年2月2日 アルコール入りガソリンの販売取り締まりについての
記事を見つけたのでそれを転載する。
これは 某エタノール入りガソリン会社の製品を牽制するものであって
エタノール含有ガソリンを一切合財禁止するとか 
導入できないようにするものではないことに注意…。
むしろE10を導入する前準備だろうと思われる。

高濃度アルコール入りガソリン、事故多発で販売禁止へ

 経済産業省は1日、ガソリンにアルコールを混ぜた自動車燃料「高濃度アルコール含有燃料」の販売を事実上禁止するため、ガソリンの品質を定める揮発油等品質確保法(品確法)の改正案を今国会に提出する方針を決めた。同燃料を原因とする車両火災などのトラブルが多発しているためで、ガソリンに占めるアルコール比率の上限を10%程度とする方向だ。

 高濃度アルコール含有燃料は、アルコールを混ぜてガソリンの比率を燃料全体の50%以下に抑えることで、ガソリンにかかる揮発油税を払わずに済み、価格を安くしたのが特徴だ。アルコール比率が40%程度で、ガソリン比率を50%以下にした商品が99年からガソリンより2割程度安い値段で販売され、全国約260のガソリンスタンドなどで売られている。

 しかし、同燃料を使ったために車内のゴム部品などが劣化するなどの事例が相次ぎ、これまで車両火災4件を含む77件のトラブルが確認されている。経産省は国土交通省と合同で調べた結果、「安全性に問題がある」と判断、販売を禁止することにした。  (2月2日16:04)

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