付録・歴代階段マシン列伝

 

今までの代表的マシン。(& 思い出の階段) 

 


 

ミニトレ50

原付免許を取って初めて乗ったオートバイ。
階段マシン第一号。

修行と言えばインドの山奥だが、筆者は生駒山、関西トライアルのメッカ・いまはなき生駒テックによく通った。


 

TY125

いわゆる赤トラ・タンクの原2TY。

戦闘力アップをねらって、Fスプロケ落としたら巡航速度50kmしか出ーへんようになった。
さらに175ccにボアアップしたのでスナッチが増えますますクルーズ速度は低下、振動に耐えての移動後は熱ダレで階段登り本番中に時折エンストする有様。とほほ〜。
しかし、さすがはトライアル車である。途中で停まっても足べったりなんで安心、グリップのいいエンジンは緩階段ならそっから再クライム、あるいはフローティングターンで戻ってくることも可能。
サスストロークはたいしたことないので流して降りる場合には快適度が低い。

筆者が通っていた某大学の構内での階段。
一段目の下にも段があるので登るのに苦労した。難易度A。
せっかく登ったのだから、と誇らしげに上の渡り廊下に駐車していたら、「ここはバイク置き場ではありません」の張り紙をされていた。

 


XR250R・81年型

プロリンク初期型逆輸入版。RSTタイチの店がまだ外環にあった頃購入したもの。
これに乗ると、このあと10年分の国内トレールがスカに感じる驚異的なギャップ吸収力で感銘を受けた。

ウイリー降り or ぶっ飛びジャンプ降りに最適の一台。


淀川の堤防から降りる階段での芸。
こういった派手降りショックもちゃんと安心吸収!

この後87年型XRにも乗ったが、これは、270ccボアアップ、マフラー交換、フラットキャブ、オーリンズリアサス装着とありがちな改造しまくりで、降りだけでなくぶっ飛び登りにも威力を発揮した。

 


MTX200R

XRのあとでは思った通りダンパーの甘い、国内用ピョンピョンサスであった。
特記すべき階段能力はないがコンパクトな車体で、アクセルターンは楽勝、簡単にウイリーできるので、B級オフローダーのもうひとつの命題である交差点ウイリー横断も簡単。


硬派林道ライダーならリアの延長フェンダーをはずしてナンバーをフェンダー上につけるのがセオリーである(当時は)が、今回は直立ウイリーでこすりたいがためにわざとノーマルのままにしてあるのがポイント。


 

TTーR250

現在の下駄マシン。
周囲の環境を考慮してマフラーはノーマル、大人になったものです。
なおかつ、キャリア(純正)も装着した。これで階段ツーリングも万全!

 

おわり