250、350系用レクチファイヤー製作企画 目処立った!!?

このところ快進撃のぺいさんから レクチの実験の続きレポートが来た。
どうやら本気でハンドメイド生産して
供給してくれるらしい。
それ以前に 記事が書きたかったのね〜
ナンボでも書いてや〜





先日から私のレクチの実験をしていることが、会社の連中に発見 されてしまいました。 
会社の連中は昔から開発ばかりをしている へんな連中の集まりです。(私も含めて・・・・)

いきなり、今のレクチの問題を聞かれました。
あまりにも年数が経過しているので、以下のように朽ち朽ちに朽ち果てている
先日S1から取り外したレクチをみんなに見せました
(はらださんの朽ち朽ちマシーンに投稿しようかな〜)


いやいや どの人のレクチも 外して写真撮ったら
こんなモンすよ



みんなは驚きのあまり・・・・ これはもしかしてダイオード・・・・
それでも、ある1人はいつもの仕事とかわらず、他に問題は? と聞いてくるので
「発熱かな!」 と答えたら、みんなは、朽ち朽ちレクチを指さし、「これがー?!」
とまあ、ちょっとばかにされながら、次はこの前の走行試験に使用した、
整流ダイオードモジュールを取り出して、「これに変更するんだよ!」と見せると、
みなさん、ちょっと、安心した顔になって、


「これならメーカー素子温度保証が150度だから、
ディレーティングしても、120度まではOKだよ」


(ディレーティングというのは、安全率を掛けた数値というか、設計安全値ということです)


そこで私は、「ヒートシンクを取付で冷却したいんだ〜」といった瞬間、
熱伝導解析技術者->「そんなもの計算させる気ではないだろな〜」


(電子機器は高密度化の一途をたどる中、集積率が高くなるについれて、冷却技術が
必要になってきます。これを計算して、計算結果と実験結果を照らしあわすような技術者)


私->「えへへ、やってくれるの〜」
熱伝導解析技術者->「いやだよ〜、そんなもの解析するまでもないよ〜」
他の技術者->「なんで言い切れるんだよ〜 過剰設計でもするのか〜」

なんていつもの開発の仕事上とかわらない会話をして、終わりました。

数日後、熱伝導解析技術者が私のところに来て、この前のレクチだけど、
実験室にあったコンピュータCPU用のヒートシンクをつけておいたよ〜
といって、私に渡してくれました…。

「げげ! 剣山じゃんかー すげー こんなの
取付られないよ〜」
(CPU用ひーとシンクですが、生け花に使用する
剣山みたいな ヒートシンクなのでそのように
呼んでいます)
といったら、さっさと外に出ていき、私の単車の
サイドカバーを外して 取り付けてしまったのです。

それを取り付けて、このお盆期間中の猛暑の中を
走行し、問題は ありませんでした。(あたりまえだー)

と、日にちが経過して、本日、
また熱伝導解析技術者が、私のところに来て
新しいレクチ用のダイオードモジュールを
貸してくれといったので
新品を渡したら、なーんと、私用のふざけた
強制空冷レクチを製作してくれたのです〜 


「なんだよ〜 また剣山じゃねーかよ〜 
しかも、前のよりも冷却効果がおおきいよ〜」


ダイオードモジュールがヒートシンクに取付けられた
状態

ヒートシンクとダイオードモジュールの間に
挟まれているグレーのシートは
ヒートシンクとダイオードモジュール間の接触抵抗対策の伝熱シートです。

(金属と金属を面接触させるのですが、表面は細かく
ざらざらしているので、点接触になるため、
それを柔らかい伝熱シートをはさむことにより、
伝熱性をよくするものです)
わおー 
ステンレスカバーも製作してくれたのね〜 
取付スタッドボルトも溶接されている!
さすが! 感謝です〜

カバーをかぶせた状態の図!
ええね〜

おや! 上の黒赤の電線はなんですか〜

げげ〜 コンピュータのCPU冷却用のファンが
ついているじゃないですか〜

私->「やりすぎじゃね〜の〜 
こんなもの受け入れられないよ〜」

熱伝導解析技術者->「これは特別仕様! 
実際はこのヒートシンクで十分よ〜」


左が今回の私用の特別仕様レクチです。
右側のヒートシンクが、実際に製作するときに使う
予定のヒートシンク…

私->「あ!ありがとうね〜 」

下に取り付けた状態の姿を示します。

なんか、こっきたね〜私のサイドカバーの中に
かっちょえ〜ものがついたな〜
メインキーをONすると、ファンも静かに回りだします。

「気温上昇に伴う、バッテリー電圧上昇現象の時は
ファンに供給される電圧も上がるので、
ファンの回転数が上がり、冷却効果も上がるよ〜」 
だって! 

しかし、ファンが焼き付きますよ〜

皆さんのところに供給するものは、ファンレスのものですから、ご安心くださいね!
Sシリーズ用ファンレスのレクチファイヤーは、2weekほどで完成しますので、
それ以降供給可能予定です。



この過激さが堪らない 製作レポートでした〜
レクチが出来たら 今度はレギュレターっすね!
KAの 無接点レギュレター 欲しいなあ…

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