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先日から私のレクチの実験をしていることが、会社の連中に発見 されてしまいました。 会社の連中は昔から開発ばかりをしている へんな連中の集まりです。(私も含めて・・・・) あまりにも年数が経過しているので、以下のように朽ち朽ちに朽ち果てている 先日S1から取り外したレクチをみんなに見せました (はらださんの朽ち朽ちマシーンに投稿しようかな〜) いやいや どの人のレクチも 外して写真撮ったら こんなモンすよ みんなは驚きのあまり・・・・ これはもしかしてダイオード・・・・ それでも、ある1人はいつもの仕事とかわらず、他に問題は? と聞いてくるので 「発熱かな!」 と答えたら、みんなは、朽ち朽ちレクチを指さし、「これがー?!」 とまあ、ちょっとばかにされながら、次はこの前の走行試験に使用した、 整流ダイオードモジュールを取り出して、「これに変更するんだよ!」と見せると、 みなさん、ちょっと、安心した顔になって、 「これならメーカー素子温度保証が150度だから、 ディレーティングしても、120度まではOKだよ」 (ディレーティングというのは、安全率を掛けた数値というか、設計安全値ということです) そこで私は、「ヒートシンクを取付で冷却したいんだ〜」といった瞬間、 熱伝導解析技術者->「そんなもの計算させる気ではないだろな〜」 (電子機器は高密度化の一途をたどる中、集積率が高くなるについれて、冷却技術が 必要になってきます。これを計算して、計算結果と実験結果を照らしあわすような技術者) 私->「えへへ、やってくれるの〜」 熱伝導解析技術者->「いやだよ〜、そんなもの解析するまでもないよ〜」 他の技術者->「なんで言い切れるんだよ〜 過剰設計でもするのか〜」 実験室にあったコンピュータCPU用のヒートシンクをつけておいたよ〜 といって、私に渡してくれました…。 |
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「げげ! 剣山じゃんかー すげー こんなの 取付られないよ〜」 (CPU用ひーとシンクですが、生け花に使用する 剣山みたいな ヒートシンクなのでそのように 呼んでいます) といったら、さっさと外に出ていき、私の単車の サイドカバーを外して 取り付けてしまったのです。 それを取り付けて、このお盆期間中の猛暑の中を 走行し、問題は ありませんでした。(あたりまえだー) |
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と、日にちが経過して、本日、
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ダイオードモジュールがヒートシンクに取付けられた 状態 ヒートシンクとダイオードモジュールの間に 挟まれているグレーのシートは ヒートシンクとダイオードモジュール間の接触抵抗対策の伝熱シートです。 (金属と金属を面接触させるのですが、表面は細かく ざらざらしているので、点接触になるため、 それを柔らかい伝熱シートをはさむことにより、 伝熱性をよくするものです) |
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わおー ステンレスカバーも製作してくれたのね〜 取付スタッドボルトも溶接されている! さすが! 感謝です〜 |
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カバーをかぶせた状態の図! ええね〜 おや! 上の黒赤の電線はなんですか〜 |
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げげ〜 コンピュータのCPU冷却用のファンが |
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左が今回の私用の特別仕様レクチです。 右側のヒートシンクが、実際に製作するときに使う 予定のヒートシンク… 私->「あ!ありがとうね〜 」 |
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下に取り付けた状態の姿を示します。 皆さんのところに供給するものは、ファンレスのものですから、ご安心くださいね! |