|
|
|
月曜日は朝から一日雨だった。 日曜の作業の後から ボーッとクラッチ滑りの原因について堂々巡りの思考を巡らしていた。 クラッチ滑りの原因が分らない。 クラッチ板の組み方は何度も練習したので間違いはないだろう。 バーネットは フリクションプレートのみ使用し スプリングは純正ものよりも品質もよく 0.5ミリほど自由長が長いものを使用した。 実際この組み合わせで問題なくなった人もいるので その点が問題になったとも思えない。 掲示板の書き込みを見ると 元旧大阪マッハクラブ会長のかみいさんは クラッチハブとスプリングプレートの合わせマークをを確認したか?と書いて くれている。 え〜そんなことどこにも書いてないぞー! 心臓が止まりそうになったが それが原因なら ある種解決をみる 安堵感があった。 しかし色々なマニュアルを読んだり POP南に訊いたりして どうやらそれはH2や後期型のクラッチの 話しらしいと判明した。 スプリングを提供して下さったマー坊さんは クラッチレリーズの調整をしてみる価値が あるという。クラッチレバーには充分なあそびがあり その必要はないのでは…とおもいきや レバーのあそびと レリーズから プッシュロッドのあそびは別もんだとSMを見ていて分ってきた。 ひょっとしたらそれで解決付くのではないかと 光が射してきた。 翌日 火曜日は朝から快晴だ。 いずれにせよ このままでは済まされない。 とにかく一歩を踏み出した。 |
クラッチレリーズの調整をした後 早速乗ってみた が 残念ながら クラッチ滑りは相変わらずであった。 もうここで悩むのは止めて 手を動かすことにした! すべてやり直しし 原因を究明して必ずや滑らないようにするぞと仕事への時間が許す限りカバー外しを行った。 |
![]() |
今回は 外すものは最低限にした。 マフラーも付けたままで フットレストとブレーキペダルを早々に外してしまう。 点火時期を合わせたデスビキャップは惜しくもなく外し エアー抜きをした オイルラインもオイルポンプと再び泣き別れだ。 ミッションオイルを抜いてビックリ! 数キロしか走っていないにもかかわらず 黒〜い色をしている。 |
![]() |
POP南に聞いたところでは バーネットのフリクションプレートは なんかすごくオイルが汚れるらしい。 ツーリングに行って帰ってきてミッションオイルを抜くと こりゃ〜なんか起ってるぞ〜 と思うぐらいに汚れていたので クランクまで割って点検したらしいが 異常が 見つからなかったと。 2ストなら ミッションとクラッチにしか循環しないが 4スト車なんかは大丈夫かいな という感じがする。 確かにバーネットの説明書には 初期はオイル汚れが早いので ご了承くださいと 書いてあるが…。 この日は クラッチカバーを再び開けて スッキリして終了だ! 作業時間二時間三十分。 |
再カバー開けに躊躇していたら 「アカンもんはアカンので 次の手を考えるしかないんで さっさとやって下さい。 少々滑ってもそのままにしといたら良かったなんて そんな消極的なこと 絶対ゆうたらアカン! レッドゾーンまでクラッチが滑らないKAを体感して欲しい!」と POP南にケツを叩かれた。 もう一度やり始めてしまったら むしろモヤモヤした気持ちは ミラーに映る白煙のように すでに彼方後ろに飛び去った! GO AHEAD! |
第四日目に戻る |
第六日目に進む |
クラブハウスに戻る |