カワサキ3気筒シリーズのシンボルはなんといってもこの左右非対称なマフラーでしょう。
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スズキの3気筒は中央マフラーを左右に振り分けてあるため、対称的で安定したイメージであったものの一方カワサキの3気筒は、そのアンバランスさ“ヘンさ”が際立っていた気がします。加えてマフラーから発せられる排気音と紫色の煙も独特の魅力とするべきでしょう。
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排気音は、はっきり言って大きなイイ音がします。 スガヤやデンコのスペシャルチャンバーをつけた方が 静かな気がしますが、これで車検が通っていますので文句を言われる筋合いはありません。マフラー開口部は三角形のバッフルが見られます。
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マフラーは早くからメーカー欠品で、H1-Bのものを流用しているのも見られます。H1-Bのマフラーにはこの三角が無く、開口部の径も少し違いますが 特に問題はありません。
マフラーは転倒やバンク擦りによる損傷だけでなく 振動で割れて壊れることも頻繁にあります。えてしてオイルでコテコテなので錆びは少ないのですが状態のいいマフラーは滅多にありません。
鉄で出来ているので板金して直すこともできるのですが、これをメッキしてもらうのは一苦労です。というのは内部の油汚れがひどいので、メッキ屋さんに迷惑かけるからです。
こんな理由からかマフラーが高値で取引されているのは悲しい事実ですね。
カワサキが純正で作ってくれるのがベストでしょうがこれは今更望めないでしょう。
レプリカ度100%のマフラーどなたか作ってくれませんかねえ。
よっしゃ、やったる!というメーカーの方の情報求む!
エグゾーストパイプの形状も初期型から変わっているというお話しもあります。
初期のエキパイはホルダーの近くに角張りがあり70年ごろから角張りが下部に移動するとのことです。この件に関し詳しく、写真や図で示すことのできる方は ご一報下さい! |