このKA-1初期のエキゾーストパイプほど書かれてあれども理解しにくいものはありませんでした。
エンジンから“オニのツノ”のようにエキパイがとび出ているのでツノ出しと呼ばれる・・などと書かれているものもあり、読み手の想像力をかきたてます。
ぼく自身もどのようなものか知りませんでしたがカワサキトリプルミーティングweb
siteのつねかわさんが写真入りで紹介して下さいました。
角(つの)出しエキパイは写真A1の如く、エンジンから直線的に出てきたエキパイがベンダーで急に曲げたようになっている(カドがある)ものをいうそうです。
このカドは後期とゆうか普及版になると、無くなってしまうのではなくマフラー側に見られるようになります。それにより写真A2の如く、エンジンから出てきたところは滑らかになっています。
この違いはエキパイのベンダーマシンを変更したことによるものといわれています。ベンダーマシンにパイプを固定するのが、シリンダー側のツバに近いところかマフラーとの結合部に近いところかの工程の違いによるものでしょう。さらにあまり知られていないことには、最終的にはこのベンダー痕は無くなってしまうそうです。
長年の謎が氷解しました。つねかわさん有難うございました。つねかわさんは普及版のエキパイを切断溶接し、角出し仕様を作る方法も寄せてくださいましたが興味のある人は掲示板にカキコしてください。 |